Dark-
爽やかイケメンの健闘。
【数日後...。】



Yuto side
あれから数日。
真美はあれから喧嘩を休んで、俺を中心にして総勢58人の不良たちが来る日も来る日も喧嘩に明け暮れていた。
でも、今日の敵は強過ぎて、太刀打ち出来ない。
すごい勢いで仲間たちが倒されていく。
もう、残っているのは俺を含めて10人居るか居ないか。
このまま、俺たちは負けるのか...?
そんな不安に駆られる。
その時、隣で仲間の1人が呟いた。


仲間A「こんな時、真美さんが居てくれたら...。」


?「...呼んだ?」



仲間たち「(口々に)えっ!?」
「もしかして...!?」


真美「お前ら、この程度の相手にボロ負けしてんじゃねぇーよ。
(呆れたように)ったく。」
相手高校の生徒A「...!?
真美って...あの!?」
相手高校の生徒「...!?


愛多...真美...。」
真美「ん?呼んだ?」
相手高校の生徒「...(茫然)。」
真美「...。
(相手高校の生徒たちに)
お前ら、まとめて掛かって来いよ。
俺が...相手してやる(ニヤリ)。」



Yuto side
俺らが58人で倒しに掛かっていた相手高校の生徒たち、推定80人。
俺らも2~30人くらいは倒したんだけど、真美は1人で5~60人をあっという間に倒していく。
真美の周りを、相手高校の生徒たちが囲む。
それでも、真美は動じずに1人1人確実にねじ伏せていた。
俺らは、あまりの所業に身体が動かず、ただただ茫然と倒されていく敵を見ていることしか出来なかった...。








→NEXT。
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