一番の君。
Ⅰ.新・高校生

1.始まり



4月から晴れて高校生になった私は、
思わぬところで有名になってしまった。



さすがにあんなことがあれば、
誰だって目立つとは思う。



それは始業式のこと。



~☆〜☆~☆〜


レベルを2つほど落としたこの高校は
家が近いからという理由で受けた、
というくらいのもので、
大した執着もなかった。


< 1 / 56 >

この作品をシェア

pagetop