「俺、君のこと…」この続きが言えたなら
一歩前進
【晴矢side】



「ただいま〜」


自分の声が響いて虚しくなった。

それと、同時に彼女に会いたくなったさっき別れたばかりなのに…


俺の住んでいる所は、とあるマンションだ。1人暮らしには、ちょっと広い。




いきなり、自分の携帯がなった。

ドキドキしてでると、


「おーもしもし?晴矢どう?白ちゃんとは?」

なんだよ、直也かよ。って内心思った

「特になんもない。」

「そっか〜つまらないわー」

おい、つまらないってなんだよ。

「特に用件ないなら切るぞ。」

「おい、冷たいなーイヤイヤ用件は、ある。」


「なに?」


「やっぱ、明日学校で話すわー」


「なんだよ。まぁいいわ。じゃあな」



電話が直也でちょっとイラついた。
期待してたぶんショックが大きい。
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