MY ROOM
プロット
ページ1

<>は場面の設定
( )は、説明で文章には書かないところです。

<ハルとリョウマは会社の同期。
部署は違うから、顔は知ってるけど。あまり接点がない>

<ハルさんの目線で一人称で書いていきます>

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朝、誰もいない会社


今日は、一時間早く目が覚めた。

朝一で確認したいことがあって、会社に早めに向かうことにする。

月曜の朝一番。さすがに一時間早く来る人はいない。

パソコンを開き、確認したあとクライアントにメールで返事を送った。

休みの間に溜まっていたメールをチェックしているうちに、眠気が急に襲ってきた。


いつの間にか、閉じた上PCの上に伏せて寝てしまった


(そこにリョウマ君がやって来て、ハルさんを見つける。
リョウマ君コーヒーを買ってきてハルさんに近づく)


*リョウマ君がやってきたと書いてはいけません。
なぜだか分かりますか?

ハルさん寝てますから、下を向いてますよね?
下向いてるのに、ここで見えてしまうとまずいのです。
いわゆる、視点のブレっていうやつです。
ですので、視覚的な表現は使いません。*

冷たい!

いきなりヒヤッとした感覚を口元で感じた。
びっくりして、目を覚ますと、ほんの数センチ前にリョウマ君の顔が見える。

「な、なに?」
「どうして、こんなところで寝てるの?もしかして徹夜?」
「まさか」
「ほら、これあげる」私は、リョウマ君から缶コーヒーを渡された。
「ありがとう」嬉しいけど、どうして?
全然話したことなんかないのに。
「よだれ、垂れてる」
「ええっ?」


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