嫌いな君を好きになる……

ずっと隣にいた君をーー

私は、ずっと一緒にいた。

小さい時からずっと居た………

だからね、今旬のその行動に戸惑ってるんだ。

ねえ、旬ーーーー。


私、貴方のことが分からない。



「旬、離してっ。


痛いっ」


君の掴む腕が離してくれない。





「「おい、離せよ」」



同時に二人の声がした。



「何??

あんたらには関係ないでしょ」


それでも緩めない貴方の手。



掴んだのは、天くんと真くんでした。






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