LiLy Secret໒꒱· ゚
玲花 と 志穂華
“ よく笑って、心配性で、くせっ毛で、それが私の気になる人”









私は人を笑わせるのが好き。



イタリアとのクォーターってこともあってか小さい頃から話すのが大好きだった。




それは高校生になった今でも健在でふざけては教師に怒られる楽しい毎日を送っている。



でもね、、、、


何も考えていないような私でも最近気になってる人がいるんです。










「 あはは!! ひーっ.. お腹痛い!!最高かよ。玲ちゃん」



いつも私がふざけると太陽みたいな笑顔で笑ってくれる志穂華。



志穂華はいつも仲良いふざけ合える友達。



「次のネタいっきまーす!」



元気良く明るく!!がモットーだけど、、、


なんだろ?



最近、志穂華と一緒にいると不思議な気持ちになるんだ。





「玲ちゃん...放課後カフェテリア行かない?」



「おけー! 久しぶりにカフェテリアだー!!」




志穂華の誘いに軽く了解をだすと志穂華はホッとしたような顔をする。



知ってるんだ、私。


いつも笑顔の志穂華が人一倍、人に嫌われるのが怖いってこと。




志穂華は相談のある時しか私を誘わない。


ちょっと寂しいけど、それも志穂華だと思ってるから気にしないようにしてる。




放課後になって志穂華と一緒にカフェテリアに行く。


カフェテリアに着いてすぐ志穂華は話し始めた。




「あの....ね、玲ちゃん。女の子同士ってどう思う?」




「は?!」



想像していた相談とはかけ離れた内容で私は思わず身を乗り出した。




「玲ちゃん...あのね、私。 部活の子に告白されたの」





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