俺にもっと溺れろよ。
好きな人



「先輩〜!!



おはようございます 」





今日も大好きな先輩に手を振りながら挨拶をする。


わたしの名前は南 桃花(みなみ ももか)。
至って普通の高校1年生。
唯一自分が自慢できるところはポジティブなとこぐらい。





そんなことは置いといて。

わたしは先輩からの挨拶が返ってくるかどうかにドキドキしてる。

まぁ、そこまで期待はしてないでおこう。
なんてこと思っていたら。





「......はよ」





「......えっ?」





挨拶が返ってきたから。
驚きすぎて声が出てしまった。

今、先輩挨拶返してくれた?
え?嘘でしょ。
そこまで期待していなかったので急な展開にびっくり。





「“えっ”ってなに......」





先輩が笑いながら言った。
ってことは、幻じゃなく。現実ってこと?

嘘じゃなかった。。。
嬉しすぎる。

神様、ありがとうございます。





てかてか、先輩その笑顔やばいです。

鼻血、出そう。
うん。自分やばい、気持ち悪すぎる。

でも、しょうがないよ。あの笑顔。
顔がニヤケないわけがないよ。





あっ、そうだ。


先輩に言いたいことがあるんだった。



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