「ハッピーエンドが書けない」
【第2章】井本祐也
ある日いつもどうり学校に行くと、菅井晴香と内野小夏が亡くなったという噂で校内が騒がしかった。

噂によれば、菅井晴香は、腹にナイフを刺されて殺され、内野小夏は、屋上から飛び降り自殺を図ったという。

彼女であった、菅井晴香が死んだということで、周りからは慰められ励まされた。俺は彼女が殺された可哀想な男のフリをした。
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