BRST!
第4章

/波乱のビーチ



「ふー、涼しい。」


季節は夏真っ盛り。夏休みに入った私はマンションでエアコンの風に当たりながらソファーに寝そべる。


ちなみに昴くんは今日もお仕事です。やはり先生は大変ですね。


と。

「ん、電話?」


思わず独白をこぼし、響兄にデコレーションされた自分の携帯電話をポケットから取り出す。これ、恥ずかしいんですよね。


そして画面に表示された名前に驚き、即刻それを耳に押しあてた。


「もしもし…!」

"はは、なんか必死だね。久しぶり。"

「ゆき、どうしたんですかっ?」


そう。電話をかけてきたのは先日拉致事件に巻き込まれた親友のゆき。以前のこともあり何かあったのかと心配になる。

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