未来へ
お仕事を始めて一年後新たな異変が起きた。
夜勤をしている時だった。
夕方の配膳をしている時に起きた。
普通に歩いていたら、右膝のお皿が外れて転んで
しまった。
痛くないからすぐに立ち上がった。
痛みがないから病院に行かなくても大丈夫と軽い気持ちだった。
ある日、右膝にボキて音がして何か挟まる感じあって、
一瞬膝が痛くなった。すぐに治った。何だろうと気にはなったけれど、大した事はないだろうと思い病院に行かなかった。
1週に何度も右膝がボキとなり何か挟まる感じがあってすぐに収まる感じの繰り返しが続いた。
そんな日から数ヶ月後、右膝がボキとなり挟まるたびに右膝の外側がぽっこりと腫れ、膝が曲がらなくなり引きずり歩行になる事が増えた。
少しずつだけど、右膝の病気が確実に進行している事に私自身が気が付かなかった。
この時に病院に行っていれば進行しなかったかも知れないと後悔する事を私はまだ知らなかった

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