わが子に恋した元ギャルママ～ちょっぴりあぶないひと夏のタ・イ・ケ・ン（ウフフッ）
39歳の別れ
時は（2018年）の旧暦の七夕にあたる８月17日の朝９時過ぎのことであった。
場所は、エミフルマサキの裏口ゲート（いよてつ古泉駅よりの方）にて…
ゲートの入り口で、アタシ・しほこ（39歳）のカレシ・たける（22歳・会社員）が待っていた。
たけるは、アタシが17の時に産んだわが子だけど、出産後にわけあって離ればなれになっていた。
アタシとたけるは、実の母子であることを隠して（将来結婚することも含めて）約６年間お付き合いをしていたけど、終わりにしなければならなかった。
アタシは、両親の知人夫婦からの紹介でお見合いをした男性（50歳くらいの会社員の人）と結婚することが決まっていた。
たけるは、まだまだこれから先がある…
たけるのことを思ってくださるカノジョはたくさんいる…
だけど…
アタシはまだ、たけるのことがを好きなんだもん…
好きなんだもん…
実の母子であっても…
たけると結ばれたいもん…
アタシは、たけるへの想いがますます高まっていたので、気持ちがパンクしそうになっていた。
アタシは、いよてつ古泉駅で電車を降りた後、やや急ぎ足でたけるが待っている裏口ゲートへ向かって行った。
もうすぐたけるに会える…
もうすぐたけるに会える…
９時半頃のことであった。
アタシは、８分袖のネイビーのペイズリー柄のワンピ姿で黒でピンクのハートマークがついているランジェリーバックを持ってたけるのもとへ向かった。
たけるはこの時、少しイライラ気味になっていた。
｢かあさん!!かあさん、こっちだよ!!｣
｢ごめーん…急に呼び出してしまってごめんね。｣
｢かあさん、オレはきょうはひとりでゆっくりとすごそうかなと思っていたのだよ!!｣
｢ごめんね…｣
｢かあさんは、お見合い相手の人と会うのじゃなかったのかよ!?｣
｢ごめんね…すっぽかされたの…｣
｢すっぽかされたって…｣
｢かあさんと会う約束をしていたのに、相手の人がわざとすっぽかしたのよぉ。｣
｢それ、この前も聞いたよぉ…その前も…そしてそのまた前も…｣
｢ごめんね…きょうだけ…きょうだけお願い…｣
アタシは、たけるの前で両手を合わせて許してほしいと頼んでいた。
たけるは、ややしんどい声で『しょーがねーな…』と言うてアタシを許した。
その後、アタシとたけるは腕を組んでショッピングモールの中に入って行った。
ごめんなさい…
（お見合い相手）さん…
ウソをついてごめんなさい…
本当はね…
（お見合い相手）さんと会いたくないの…
ところ変わって、ショッピングモール内にあるランジェリーショップにて…
アタシは、たけるに買いたい水着があるのと言うてから二人で一緒に店に入った。
たけるは恥ずかしがっていたので、店の外の方を向いていた。
店舗に陳列されている水着は、底値になっていたので、どれにしようかなとアタシは迷っていた。
ネイビーレース、ネイビーボーダー、イエローフラワー柄、ブルーフラワー柄、ブラックボーダー…
｢あ～ん、どれにしようか迷っちゃう～ねえたける、一緒に選んでぇ～｣
アタシに呼ばれたたけるは、アタシと一緒にビキニの水着を選んでいた。
そんな中で、たけるはイエローフラワー柄のビキニの水着を選んだ。
｢イエローフラワー柄ね…しほこもぉ…かわいい花柄のがいいかなぁ…と思っていたのよ…それにしようかなぁ…｣
エミフルのショッピングモールで買い物を済ませたあと、２人は古泉駅から下りの電車に乗って郡中港駅まで行った。
駅に着いた後、２人は歩いて五色姫海浜公園まで腕を組んで歩いて行った。
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
たけると一緒におててをつないで歩いている時であった。
たけるがアタシの右手をギュッと強く握りしめていたので、乳房（むね）の奥でより激しいドキドキが起こっていた。
どうしよう…
きょうは…
ドキドキとした気持ちがさらに高まっているみたい…
ああ…
（キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…）
ああ…
そんなに強く手を握りしめないでぇ…
しほこ…
しほこ…
ああああ…
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
ヤダ…
どうしよう…
たける…
たける…
たける…
ダメ…
そんなに強く手を握りしめないよぉ…
ああああ…
（キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
たけるは、さらに強い力を込めてアタシの右手を握りしめていた。
アタシの乳房（むね）の奥で、ドキドキとした気持ちがさらに激しく高鳴っていた。
たけるもドキドキとした気持ちに襲われていたので、アタシの手を握りしめる力がさらに強まっていたのと同時に欲情していた。
アタシとたけるは、ドキドキとした気持ちに包まれている中で五色姫海浜公園のビーチに到着した。
アタシとたけるは、ビーチに着いたあともおててをつないで歩いていた。
ビーチでは、お盆で帰省している家族連れ・若いカップルさんたち・女子大生のグループたち・女子高生たちのグループなどでにぎわっていた。
アタシとたけるは、ビーチから少し離れた場所にある松原へ行った。
松原に入った時、胸の奥でドキドキとした気持ちが急激に高まっていたので、今にもバーストしそうになっていた。
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
ヤダ…
どうしよう…
アタシ…
たけるが着ている服の色でコーフンしちゃったわ…
アタシは、たけるが着ているＴシャツと短パンの色がエロティックな色であったので、いつもより激しくドキドキとしていた。
グレーのＴシャツとヒョウ柄の短パン…
ああ…
もうダメ…
しほこ…
もうダメ…
アタシはこの時、たけるをその場で倒して身体をむさぼりたいと言う気持ちにかられていたので、バーストしそうになっていた。
ああ…
どうしよう…
どうしよう…
しほこ…
バーストしそう…
バーストしそう…
アタシとたけるは、松原の行き止まりで足を止めたあと、そこで水着に着がえることにした。
｢たける。｣
｢かあさん。｣
｢ここで…お着替えをしようか…｣
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
この時、アタシの乳房（むね）の奥でより激しいドキドキが襲っていたので、アタシの気持ちがバーストしていた。
そして、たけるを無理やり倒して、身体を激しく押さえつけたあと、たけるが着ている衣服を無理やり脱がしていた。
ああ…
たける…
ほしい…
ほしい…
バーストしていたアタシは、たけるが着ていたＴシャツを脱がしたあと、マッチョな肉体を激しくむさぼりまくっていた。
たける…
たける…
しほこ好みのマッチョな肉体に育っている…
（お見合い相手）は、やせっぽちで肉づきがよくないから…
満たされないの…
ねえ…
いいでしょ…
いいでしょ…
たける…
しばらくして、たけるの心の中で激しい願望が目ざめたので、恋の導火線に火がついてしまった。
恋の導火線に火がついてしまったたけるは、アタシをムリやり四つんばいにさせたあと、アタシが着ているワンピの中に無理やり手を入れて、シルクのフレアパンティを脱がした。
その後、アタシの背中におおいかぶさったあと、後ろから両手をのばして、Ｊカップのふくよか過ぎる乳房を力を込めて握りしめていた。
（ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…）
｢イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!つぶれちゃう…つぶれちゃう!!…イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!｣
それから120分後のことであった。
アタシとたけるは、水着姿で手をつないでビーチをのんびりと歩いていた。
アタシは、イエローフラワー柄のビキニの水着姿でランジェリーバックを右手に持って、左手でたけるのおててをにぎりしめていた。
たけるは、カーキ色のサーフパンツ姿で左手でバックを持って、右手でアタシのおててをにぎりしめていた。
（ザザーン、ザザーン、ザザーン…）
アタシとたけるは、おててをつないでゆっくりとした足どりでビーチの周辺を歩いていた。
そんな中で、アタシはこう思っていた。
もしたけるが…
アタシと一緒に暮らしていたら…
アタシと一緒に暮らしていたら…
アタシは、何度も繰り返してつぶやいていたけど、続きが浮かばないので困っていた。
予定としては、夕方５時に出発して松山市内にあるそれぞれの家に帰る予定となっていた。
けれど、アタシのわがままな気持ちが現れていたので、ズルズルと帰る時間を引き延ばしていた。
イヤ…
帰りたくない…
おうちに帰りたくない…
おうちに帰りたくない…
お見合い相手の人と結婚したくない…
お見合い相手の人と結婚したくない…
たける…
しほこ…
お見合い相手の人がイヤなの…
どうしてイヤなのかって…
理由はないけど…
イヤなものはイヤなの…
アタシね…
ホンマを言うたら…
40前で結婚すること自体がすごくしんどいからイヤなの…
育児と介護の両方の負担をしいられることがものすごくイヤなの…
だから…
おうちに帰りたくない…
お見合い相手の人と会うのがイヤ…
たける…
ねえたける…
アタシの気持ちは、家に帰りたくないこととたけるを独占したいと言うわがままな気持ちがいっそう強まっていた。
時は夕方６時頃のことであった。
アタシとたけるは、いよてつ松前駅まで電車に乗って、そこから歩いて国道沿いのマクドへ行った。
ところ変わって、マクドの店内にて…
アタシとたけるは、ビッグマックのセットを頼んで晩ごはんを食べながらお話をしていた。
｢かあさん。｣
｢なあに？｣
｢かあさん…いいの？｣
｢えっ？｣
｢お見合い相手の人…心配しているみたいだよ。｣
たけるからの問いに対して、アタシはこう答えた。
｢かあさんね…お見合い相手の人と…結婚するの…やめることにしたわ。｣
アタシの答えに対して、たけるは少しおどろいた表情で言うた。
｢やめるって…どういうわけなのだよぉ…理由はなんなのだよぉ…｣
たけるからの問いに対して、アタシは言いにくい声でたけるに答えた。
｢理由は…ないわ…｣
｢理由はないって…｣
｢そうよ…｣
アタシは、のみかけの爽健美茶（そうけんびちゃ）をストローでひとくち吸ったあと、たけるに結婚したくない理由を説明した。
｢たけるは、かあさんにどういう事情があったのかについてはわかっているよね…かあさんが高２の時にたけるを出産した…事情があってよその家に養子になったと言うことはわかっているよね。｣
｢やめろよ…そんな話はしたくもねーよ…｣
ごめんね…
イヤなことを想い出してしまってごめんね…
たける…
アタシは、たけるにイヤな想いをさせてしまったのでもうしわけない気持ちでいっぱいになっていた。
アタシが高２の時に、おカネほしさにエンコーをしていて、その時に男からレイプの被害を受けてしまった…
その時にたけるを身ごもっていた…
おカネほしさと男の身体ほしさの二つの欲に負けてしまったことが原因で、たけるにかわいそうな想いをさせてしまった…
ごめんね…
そんな中であった。
たけるは、アタシに対して今まで言えなかった想いを伝えていた…
｢かあさん…ううん…しほこ…｣
たけるは、アタシのことを『かあさん』から名前で呼んだので、乳房（むね）の奥でキュンとした気持ちが起こっていた。
（キュン…）
ああ…
しほこ…
乳房（むね）の奥で…
キュンとした気持ちが起こったみたい…
なんだか…
せつなくなっちゃったわ…
たけるは、ひと呼吸置いてからアタシに今の気持ちを伝えた。
｢しほこ…オレ…今まで…言えなかったけど…オレ…しほこのことが…好き…愛してる…｣
あっ…
しほこ…
しほこ…
どうしよう…
どうしよう…
あっ…
ああああああああ…
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
この時、アタシの乳房（むね）の奥でものすごく激しいドキドキが襲っていた。
ああああ…
苦しい…
苦しいわ…
どうしよう…
どうしよう…
たけるは、とまどっているアタシに今まで言えなかった想いを伝えていた。
｢しほこ…オレ…しほこを…ひとりの女として…意識するようになった…実の母子であることを忘れて…女と男として…付き合っていた…どうして…どうしてなんだろう…苦しい…苦しいよ…｣
｢たける…｣
｢オレ…後悔していない…後悔していない…｣
｢たける…しほこも…後悔していないわ…｣
このあと、たけるはアタシに今まで言えなかった想いを率直に伝えた。
｢しほこ…｣
｢たける…｣
｢しほこ…｣
｢たける…｣
お互いの名前を呼び合い続けて行くうちに、たけるはアタシに今の気持ちを伝えた。
｢しほこ…結婚しよう…｣
あっ…
ああああ…
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
ヤダ…
どうしよう…
乳房（むね）の奥で…
ドキドキとした気持ちが…
より激しく高鳴っているわ…
苦しい…
苦しい…
でも…
ダメ…
ダメよ…
たけるは…
22年前に生き別れになってしまった…
実の息子なのよ…
実の母子なのよ…
ダメ…
負けちゃう…
負けちゃう…
あっ…
ああああああああああああ…
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
ダメー…
乳房（むね）の奥で起こっている鼓動が激しくなってきたわ…
ああああああああ…
負けちゃう…
負けちゃう…
負けちゃうーーーーー…
ユウワクに負けてしまったアタシは、たけるに愛を求めた。
｢たける…しほこ…あと数時間で…30代が終わっちゃうの…だから…30代の最後に…30代の最後に…｣
アタシは、30代の最後にたけると結ばれたいと伝えていた。
けれど、あとにつづく言葉が出てこなかったので、気持ちがとまどっていた。
たけるは、店内に人がいないことを確認した後、アタシにがばっと抱きついて行った。
｢しほこ…｣
たけるは、アタシをギュッと抱きしめたあと、アタシのくちびるを激しいキスで押さえつけていた。
くっ…
苦しい…
苦しい…
たけるは、いつもよりも激しい力でくちびるを押さえつけていたので、アタシは抵抗することができなかった。
アタシとたけるは、マクドを出たあと国道を南下して、国道沿いにあるラブホへ行った。
時は夜９時頃のことであった。
ところ変わって、ラブホの部屋の中にて…
アタシはシャワーを浴び終えたあと、白のバスタオルを身体に巻き付けた姿でベッドの上に座って、スマホのジーメールを開いて、お見合い相手の人にメッセージを送っていた。
（お見合い相手）さん…
ごめんなさい…
アタシ…
（お見合い相手）さんと結婚…
保留にしてほしいの…
理由はただひとつ…
考える時間がほしいの…
40前の結婚は…
世間体を感じるから…
他にも、理由があるけど…
今は、お話しすることができません…
（お見合い相手）さん…
アタシよりも、他にいいお相手さんがいると想うから…
アタシのことは…
あきらめて…
アタシがお見合い相手の人のジーメールに別れのメールを送った時であった。
たけるが腰にバスタオルを巻いた状態で、アタシのもとへやって来た。
｢しほこ…｣
たけるは、アタシをギュッと力を込めて抱きしめたあと、アタシの髪の毛をクシャクシャにしながら激しいキスをした。
｢しほこ…｣
｢んく…んく…｣
苦しい…
苦しい…
たける…
あっ…
たけるは、激しいキスでアタシのくちびるを押さえつけたあと、身体に巻き付けていたバスタオルを無理やりはぎ取って、ベッドの上で四つんばいにさせた。
その後たけるは、腰に巻き付けているバスタオルを取った後、四つんばいになっているアタシの背中におおいかぶさった。
たけるは、後ろから両手でＪカップのふくよか過ぎる乳房をつかんだ後、力を込めてにぎりしめていた。
（ギュゥゥゥゥゥゥ…）
｢イヤァァァァァァァァァァァァァァァァ…つぶれちゃう…つぶれちゃう…つぶれちゃうーーーーーーーーーー!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!｣
たけるは、激しい力でアタシの身体をグチョグチョになるまで犯していた。
そして翌朝…
アタシが目をさました時、たけるが部屋にいなかった。
たける…
たける…
部屋の中を探しても、たけるはいなかった…
この時、ベッドの横のテーブルにたけるからのメッセージがあったので、メモ用紙を手に取って読んでみた。
しほこ…
さよなら…
ぼく…
しほこのことが…
好きでした…
生まれたままの姿になっているアタシは、その場に座り込んで泣いていた。
たけるとの恋が終わったのと同時に、アタシの30代も終わりを告げた。
場所は、エミフルマサキの裏口ゲート（いよてつ古泉駅よりの方）にて…
ゲートの入り口で、アタシ・しほこ（39歳）のカレシ・たける（22歳・会社員）が待っていた。
たけるは、アタシが17の時に産んだわが子だけど、出産後にわけあって離ればなれになっていた。
アタシとたけるは、実の母子であることを隠して（将来結婚することも含めて）約６年間お付き合いをしていたけど、終わりにしなければならなかった。
アタシは、両親の知人夫婦からの紹介でお見合いをした男性（50歳くらいの会社員の人）と結婚することが決まっていた。
たけるは、まだまだこれから先がある…
たけるのことを思ってくださるカノジョはたくさんいる…
だけど…
アタシはまだ、たけるのことがを好きなんだもん…
好きなんだもん…
実の母子であっても…
たけると結ばれたいもん…
アタシは、たけるへの想いがますます高まっていたので、気持ちがパンクしそうになっていた。
アタシは、いよてつ古泉駅で電車を降りた後、やや急ぎ足でたけるが待っている裏口ゲートへ向かって行った。
もうすぐたけるに会える…
もうすぐたけるに会える…
９時半頃のことであった。
アタシは、８分袖のネイビーのペイズリー柄のワンピ姿で黒でピンクのハートマークがついているランジェリーバックを持ってたけるのもとへ向かった。
たけるはこの時、少しイライラ気味になっていた。
｢かあさん!!かあさん、こっちだよ!!｣
｢ごめーん…急に呼び出してしまってごめんね。｣
｢かあさん、オレはきょうはひとりでゆっくりとすごそうかなと思っていたのだよ!!｣
｢ごめんね…｣
｢かあさんは、お見合い相手の人と会うのじゃなかったのかよ!?｣
｢ごめんね…すっぽかされたの…｣
｢すっぽかされたって…｣
｢かあさんと会う約束をしていたのに、相手の人がわざとすっぽかしたのよぉ。｣
｢それ、この前も聞いたよぉ…その前も…そしてそのまた前も…｣
｢ごめんね…きょうだけ…きょうだけお願い…｣
アタシは、たけるの前で両手を合わせて許してほしいと頼んでいた。
たけるは、ややしんどい声で『しょーがねーな…』と言うてアタシを許した。
その後、アタシとたけるは腕を組んでショッピングモールの中に入って行った。
ごめんなさい…
（お見合い相手）さん…
ウソをついてごめんなさい…
本当はね…
（お見合い相手）さんと会いたくないの…
ところ変わって、ショッピングモール内にあるランジェリーショップにて…
アタシは、たけるに買いたい水着があるのと言うてから二人で一緒に店に入った。
たけるは恥ずかしがっていたので、店の外の方を向いていた。
店舗に陳列されている水着は、底値になっていたので、どれにしようかなとアタシは迷っていた。
ネイビーレース、ネイビーボーダー、イエローフラワー柄、ブルーフラワー柄、ブラックボーダー…
｢あ～ん、どれにしようか迷っちゃう～ねえたける、一緒に選んでぇ～｣
アタシに呼ばれたたけるは、アタシと一緒にビキニの水着を選んでいた。
そんな中で、たけるはイエローフラワー柄のビキニの水着を選んだ。
｢イエローフラワー柄ね…しほこもぉ…かわいい花柄のがいいかなぁ…と思っていたのよ…それにしようかなぁ…｣
エミフルのショッピングモールで買い物を済ませたあと、２人は古泉駅から下りの電車に乗って郡中港駅まで行った。
駅に着いた後、２人は歩いて五色姫海浜公園まで腕を組んで歩いて行った。
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
たけると一緒におててをつないで歩いている時であった。
たけるがアタシの右手をギュッと強く握りしめていたので、乳房（むね）の奥でより激しいドキドキが起こっていた。
どうしよう…
きょうは…
ドキドキとした気持ちがさらに高まっているみたい…
ああ…
（キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…）
ああ…
そんなに強く手を握りしめないでぇ…
しほこ…
しほこ…
ああああ…
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
ヤダ…
どうしよう…
たける…
たける…
たける…
ダメ…
そんなに強く手を握りしめないよぉ…
ああああ…
（キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
たけるは、さらに強い力を込めてアタシの右手を握りしめていた。
アタシの乳房（むね）の奥で、ドキドキとした気持ちがさらに激しく高鳴っていた。
たけるもドキドキとした気持ちに襲われていたので、アタシの手を握りしめる力がさらに強まっていたのと同時に欲情していた。
アタシとたけるは、ドキドキとした気持ちに包まれている中で五色姫海浜公園のビーチに到着した。
アタシとたけるは、ビーチに着いたあともおててをつないで歩いていた。
ビーチでは、お盆で帰省している家族連れ・若いカップルさんたち・女子大生のグループたち・女子高生たちのグループなどでにぎわっていた。
アタシとたけるは、ビーチから少し離れた場所にある松原へ行った。
松原に入った時、胸の奥でドキドキとした気持ちが急激に高まっていたので、今にもバーストしそうになっていた。
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
ヤダ…
どうしよう…
アタシ…
たけるが着ている服の色でコーフンしちゃったわ…
アタシは、たけるが着ているＴシャツと短パンの色がエロティックな色であったので、いつもより激しくドキドキとしていた。
グレーのＴシャツとヒョウ柄の短パン…
ああ…
もうダメ…
しほこ…
もうダメ…
アタシはこの時、たけるをその場で倒して身体をむさぼりたいと言う気持ちにかられていたので、バーストしそうになっていた。
ああ…
どうしよう…
どうしよう…
しほこ…
バーストしそう…
バーストしそう…
アタシとたけるは、松原の行き止まりで足を止めたあと、そこで水着に着がえることにした。
｢たける。｣
｢かあさん。｣
｢ここで…お着替えをしようか…｣
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
この時、アタシの乳房（むね）の奥でより激しいドキドキが襲っていたので、アタシの気持ちがバーストしていた。
そして、たけるを無理やり倒して、身体を激しく押さえつけたあと、たけるが着ている衣服を無理やり脱がしていた。
ああ…
たける…
ほしい…
ほしい…
バーストしていたアタシは、たけるが着ていたＴシャツを脱がしたあと、マッチョな肉体を激しくむさぼりまくっていた。
たける…
たける…
しほこ好みのマッチョな肉体に育っている…
（お見合い相手）は、やせっぽちで肉づきがよくないから…
満たされないの…
ねえ…
いいでしょ…
いいでしょ…
たける…
しばらくして、たけるの心の中で激しい願望が目ざめたので、恋の導火線に火がついてしまった。
恋の導火線に火がついてしまったたけるは、アタシをムリやり四つんばいにさせたあと、アタシが着ているワンピの中に無理やり手を入れて、シルクのフレアパンティを脱がした。
その後、アタシの背中におおいかぶさったあと、後ろから両手をのばして、Ｊカップのふくよか過ぎる乳房を力を込めて握りしめていた。
（ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…）
｢イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!つぶれちゃう…つぶれちゃう!!…イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!｣
それから120分後のことであった。
アタシとたけるは、水着姿で手をつないでビーチをのんびりと歩いていた。
アタシは、イエローフラワー柄のビキニの水着姿でランジェリーバックを右手に持って、左手でたけるのおててをにぎりしめていた。
たけるは、カーキ色のサーフパンツ姿で左手でバックを持って、右手でアタシのおててをにぎりしめていた。
（ザザーン、ザザーン、ザザーン…）
アタシとたけるは、おててをつないでゆっくりとした足どりでビーチの周辺を歩いていた。
そんな中で、アタシはこう思っていた。
もしたけるが…
アタシと一緒に暮らしていたら…
アタシと一緒に暮らしていたら…
アタシは、何度も繰り返してつぶやいていたけど、続きが浮かばないので困っていた。
予定としては、夕方５時に出発して松山市内にあるそれぞれの家に帰る予定となっていた。
けれど、アタシのわがままな気持ちが現れていたので、ズルズルと帰る時間を引き延ばしていた。
イヤ…
帰りたくない…
おうちに帰りたくない…
おうちに帰りたくない…
お見合い相手の人と結婚したくない…
お見合い相手の人と結婚したくない…
たける…
しほこ…
お見合い相手の人がイヤなの…
どうしてイヤなのかって…
理由はないけど…
イヤなものはイヤなの…
アタシね…
ホンマを言うたら…
40前で結婚すること自体がすごくしんどいからイヤなの…
育児と介護の両方の負担をしいられることがものすごくイヤなの…
だから…
おうちに帰りたくない…
お見合い相手の人と会うのがイヤ…
たける…
ねえたける…
アタシの気持ちは、家に帰りたくないこととたけるを独占したいと言うわがままな気持ちがいっそう強まっていた。
時は夕方６時頃のことであった。
アタシとたけるは、いよてつ松前駅まで電車に乗って、そこから歩いて国道沿いのマクドへ行った。
ところ変わって、マクドの店内にて…
アタシとたけるは、ビッグマックのセットを頼んで晩ごはんを食べながらお話をしていた。
｢かあさん。｣
｢なあに？｣
｢かあさん…いいの？｣
｢えっ？｣
｢お見合い相手の人…心配しているみたいだよ。｣
たけるからの問いに対して、アタシはこう答えた。
｢かあさんね…お見合い相手の人と…結婚するの…やめることにしたわ。｣
アタシの答えに対して、たけるは少しおどろいた表情で言うた。
｢やめるって…どういうわけなのだよぉ…理由はなんなのだよぉ…｣
たけるからの問いに対して、アタシは言いにくい声でたけるに答えた。
｢理由は…ないわ…｣
｢理由はないって…｣
｢そうよ…｣
アタシは、のみかけの爽健美茶（そうけんびちゃ）をストローでひとくち吸ったあと、たけるに結婚したくない理由を説明した。
｢たけるは、かあさんにどういう事情があったのかについてはわかっているよね…かあさんが高２の時にたけるを出産した…事情があってよその家に養子になったと言うことはわかっているよね。｣
｢やめろよ…そんな話はしたくもねーよ…｣
ごめんね…
イヤなことを想い出してしまってごめんね…
たける…
アタシは、たけるにイヤな想いをさせてしまったのでもうしわけない気持ちでいっぱいになっていた。
アタシが高２の時に、おカネほしさにエンコーをしていて、その時に男からレイプの被害を受けてしまった…
その時にたけるを身ごもっていた…
おカネほしさと男の身体ほしさの二つの欲に負けてしまったことが原因で、たけるにかわいそうな想いをさせてしまった…
ごめんね…
そんな中であった。
たけるは、アタシに対して今まで言えなかった想いを伝えていた…
｢かあさん…ううん…しほこ…｣
たけるは、アタシのことを『かあさん』から名前で呼んだので、乳房（むね）の奥でキュンとした気持ちが起こっていた。
（キュン…）
ああ…
しほこ…
乳房（むね）の奥で…
キュンとした気持ちが起こったみたい…
なんだか…
せつなくなっちゃったわ…
たけるは、ひと呼吸置いてからアタシに今の気持ちを伝えた。
｢しほこ…オレ…今まで…言えなかったけど…オレ…しほこのことが…好き…愛してる…｣
あっ…
しほこ…
しほこ…
どうしよう…
どうしよう…
あっ…
ああああああああ…
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
この時、アタシの乳房（むね）の奥でものすごく激しいドキドキが襲っていた。
ああああ…
苦しい…
苦しいわ…
どうしよう…
どうしよう…
たけるは、とまどっているアタシに今まで言えなかった想いを伝えていた。
｢しほこ…オレ…しほこを…ひとりの女として…意識するようになった…実の母子であることを忘れて…女と男として…付き合っていた…どうして…どうしてなんだろう…苦しい…苦しいよ…｣
｢たける…｣
｢オレ…後悔していない…後悔していない…｣
｢たける…しほこも…後悔していないわ…｣
このあと、たけるはアタシに今まで言えなかった想いを率直に伝えた。
｢しほこ…｣
｢たける…｣
｢しほこ…｣
｢たける…｣
お互いの名前を呼び合い続けて行くうちに、たけるはアタシに今の気持ちを伝えた。
｢しほこ…結婚しよう…｣
あっ…
ああああ…
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
ヤダ…
どうしよう…
乳房（むね）の奥で…
ドキドキとした気持ちが…
より激しく高鳴っているわ…
苦しい…
苦しい…
でも…
ダメ…
ダメよ…
たけるは…
22年前に生き別れになってしまった…
実の息子なのよ…
実の母子なのよ…
ダメ…
負けちゃう…
負けちゃう…
あっ…
ああああああああああああ…
（ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…）
ダメー…
乳房（むね）の奥で起こっている鼓動が激しくなってきたわ…
ああああああああ…
負けちゃう…
負けちゃう…
負けちゃうーーーーー…
ユウワクに負けてしまったアタシは、たけるに愛を求めた。
｢たける…しほこ…あと数時間で…30代が終わっちゃうの…だから…30代の最後に…30代の最後に…｣
アタシは、30代の最後にたけると結ばれたいと伝えていた。
けれど、あとにつづく言葉が出てこなかったので、気持ちがとまどっていた。
たけるは、店内に人がいないことを確認した後、アタシにがばっと抱きついて行った。
｢しほこ…｣
たけるは、アタシをギュッと抱きしめたあと、アタシのくちびるを激しいキスで押さえつけていた。
くっ…
苦しい…
苦しい…
たけるは、いつもよりも激しい力でくちびるを押さえつけていたので、アタシは抵抗することができなかった。
アタシとたけるは、マクドを出たあと国道を南下して、国道沿いにあるラブホへ行った。
時は夜９時頃のことであった。
ところ変わって、ラブホの部屋の中にて…
アタシはシャワーを浴び終えたあと、白のバスタオルを身体に巻き付けた姿でベッドの上に座って、スマホのジーメールを開いて、お見合い相手の人にメッセージを送っていた。
（お見合い相手）さん…
ごめんなさい…
アタシ…
（お見合い相手）さんと結婚…
保留にしてほしいの…
理由はただひとつ…
考える時間がほしいの…
40前の結婚は…
世間体を感じるから…
他にも、理由があるけど…
今は、お話しすることができません…
（お見合い相手）さん…
アタシよりも、他にいいお相手さんがいると想うから…
アタシのことは…
あきらめて…
アタシがお見合い相手の人のジーメールに別れのメールを送った時であった。
たけるが腰にバスタオルを巻いた状態で、アタシのもとへやって来た。
｢しほこ…｣
たけるは、アタシをギュッと力を込めて抱きしめたあと、アタシの髪の毛をクシャクシャにしながら激しいキスをした。
｢しほこ…｣
｢んく…んく…｣
苦しい…
苦しい…
たける…
あっ…
たけるは、激しいキスでアタシのくちびるを押さえつけたあと、身体に巻き付けていたバスタオルを無理やりはぎ取って、ベッドの上で四つんばいにさせた。
その後たけるは、腰に巻き付けているバスタオルを取った後、四つんばいになっているアタシの背中におおいかぶさった。
たけるは、後ろから両手でＪカップのふくよか過ぎる乳房をつかんだ後、力を込めてにぎりしめていた。
（ギュゥゥゥゥゥゥ…）
｢イヤァァァァァァァァァァァァァァァァ…つぶれちゃう…つぶれちゃう…つぶれちゃうーーーーーーーーーー!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!｣
たけるは、激しい力でアタシの身体をグチョグチョになるまで犯していた。
そして翌朝…
アタシが目をさました時、たけるが部屋にいなかった。
たける…
たける…
部屋の中を探しても、たけるはいなかった…
この時、ベッドの横のテーブルにたけるからのメッセージがあったので、メモ用紙を手に取って読んでみた。
しほこ…
さよなら…
ぼく…
しほこのことが…
好きでした…
生まれたままの姿になっているアタシは、その場に座り込んで泣いていた。
たけるとの恋が終わったのと同時に、アタシの30代も終わりを告げた。
