―――桜田門―――

第五章 木村優斗

―――あれから―――
木村直人と言う、巡査部長の男性警察がおり、今、映画に連れて行って貰える事になった―――。
映画を見に行くのは久々でもあり、有名な俳優さんが出る事になっている。この映画は、『―――自分達が考えた物語!!!』ではなく、とある人の作品でもある。ホテルマンだったり、映画監督だったり、料理のシェフーーーマンオブザイヤーの賞を貰った人の映画を見に来ていた。木村直人はコメディーが好きで在り、俳優さんの冗談ぶりに、大爆笑をしていた。こんなに面白いのか、吃驚していた。誰もが笑っており、連は兄貴の事を思い出すと、『―――諦めなきゃ・・・な?』と
呟く。鈴木誠は彼女の異母兄弟であり、結ばれる事はありえない事だ。苦しいけれど、木村直人と共に、人生を送ろうと思っていた。ボロボロと涙が零れ落ち、『―――お・・・おに―――』と叫ぶと、呼べない事が分かった。今更、兄貴とは言えない―――悔しい、悔しい、どうして、自分は誠と一緒にいられないんだ?―――恋人になった、木村直人も吃驚していた。木村直人は彼女を抱きしめると、『―――辛かったな・・・良く・・・頑張った―――』と慰めていた。映画館で泣いてしまうのは、子供の頃、何回かあり、感動したり、悲しくなったり、とても感情移入が強かった。映画も久しぶりの事で、『ドクター・ラブ!!!』と言う、医者の物語を見に来ていた。これが―――一等賞取れる事を、皆、期待していた。映画は映像が奇麗であり、とても楽しい―――。
アニメとか漫画を読む人にとって、実写化は新鮮であった。実写化にもなる物語があり、一生懸命にプロダクションが作っていた。
『―――ドクター・ラブ!!!出来ました―――。桜田淳子が書いてくださった、書籍ドラマが出来ました。谷口真守の物語も、来年に出来そうです。』
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