言えないふたりのホントの気持ち

友情が少し進展したとき

12月。

ある日の練習帰り。今日は午前授業だったので部活も終わりが早く、まだ15時ほどだ。

私はホームに1人で並んでいた。

はぁ。こっち方面も誰か友達いればよかったのに。つまんないなぁ一人で帰るの。

そんなことを考えていたら後ろを小林と男子の先輩が通り過ぎる。

まぁ所詮そんな仲良くないし。普通だよな。通り過ぎて。


ふと横を見ると男子の部員がいた。


その人は小林とか男子の先輩より話しやすかったし、1人だったので一緒帰ろ!と言ったところ

(えっ何この謎メン…)


小林、男子部員、男子の先輩、私というメンツで帰ることになってしまった。


男子部員はいつもは他の路線だけど今日は私の乗換駅で待ち合わせがあるらしくこのホームに来たらしい。


電車が来た。
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