愛せなかった母と愛されたかった私。
「おはよー」お母さん。



「……。」



私の記憶には無言か怒鳴り散らす母しかいません。



記憶は定かではありませんが保育園児だった頃から虐待を受けていました。


「ごめんなさい」


「ごめんなさい」


「ごめんなさい」


それしか言えませんでした。



今思えば私は何に謝っていたのでしょうか。



母の顔色をうかがって…。






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