御曹司の恋の行方~地味な派遣秘書はご令嬢~
「翼はまだ若いだろ?」

「けど、跡取りには違いないから、結婚するならどっちでもいいだろ」

「まあ、また話聞かせて」

「ああ」

明日も仕事のため、早めに切り上げたふたり。

夕輝は、今後の翔が楽しみで仕方ないのだった。


そして翔は、週末の実家で予想通り日本に帰ってきたのなら、結婚して落ち着けと言われたのだった。母親からは、早く孫の顔がみたいと言われた。
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