―――三月のホワイトデー―――
一人の赤ん坊が産まれると、両親の腕に抱かれていた。赤ん坊は女の子だ。とても可愛い女の子で、父親にそっくりだった。此の子は、将来が期待されており、大事に育てよう―――そう思った。彼女の名前は凛―――とても、ピッタリの名前でおり、一緒に過ごす事に、両親に楽しみにされていた。彼女はとても可愛い赤ん坊であり、美人に育って欲しい。両親はそう思っただろう。此の凛という、女の子は父親の腕に抱かれると、ふわりと、笑った―――。
彼女は母親にも抱かれると、『―――貴女の名前は・・・凛よ・・・良い名前でしょう?友達も沢山できて、恋人も出来て、健康に育って欲しい。』と、母親は言った。
大好きな家族に見守られると、祖父母も喜んでいた。特に、祖父が一番喜んでおり、父と母は吃驚していた。
『―――可愛い・・・赤ん坊だな・・・健康に育てよ・・・』
祖父の中谷昭亜は泣いて、喜んでいた。中谷凛と名付けられると、ピタッと泣き止んで行った。
子供が好きな家族で、他の人にも披露していた。
近所の子に披露すると、『―――抱っこしていい?』と聞いてみた。その少年は―――五歳であり、中村正樹と言う―――。中村正樹は、五年前に産まれてきており、更に、高橋家の―――正樹の義理の弟-――直哉も産まれると、直哉はとても大事に抱っこされていた。この男の子達はいずれ、ファッションの社長になり、彼女と一緒に働きたいと、思った。

2人の物語が、今、始まる―――。