―――ファッション―――
高校生の春、バレンタインの日、御見合いをしていた。御見合いはとても緊張しており、一緒に家族で祝っていた。バレンタインの日、父親の誕生日であり、一緒に祝う事にした。彼は二十歳になり、初めての、お酒に酔ってしまった。ワインを差し上げる事にしたが、父親に度の高い酒を飲まし、ベロンベロンに、酔っぱらっており、『―――あぁぁぁ・・・此の酒、旨いなぁ・・・』と叫んだ。酒は好きになりたいが、飲み過ぎだと言われたが、直哉と正樹の様子に、吃驚してしまった。こんなに、酔っぱらうとは思っていなかった。
高校生になり、2人は見合いをしており、春休みに五回も御見合いをしてしまった。其処での、酒も美味しいらしく、正樹と直哉は怒られる覚悟で、酒を貰っていた。紹興酒も美味しく、中国料理が好きである。
中国料理の餃子も貰い、とても喜んでいた。凛は正樹に笑みを零すと、一緒に楽しい思いをした。
明日で、六回目の御見合いをする事になり、凛と正樹は上手く行っていた。御見合いは何回でもあり、二人だけの御見合いは、とても楽しい。
彼もずっと好きで在り、凛と一緒にいるのが、楽しいと思う。だけど、キスすらしておらず、周りの友達から、馬鹿にされていた。
『―――あんた・・・高校生になるのに、あんな年上の人を逃して・・・馬鹿じゃないの?』
『―――え・・・』
『―――え?じゃないの―――。』

―――貴方・・・友達は、どうなるの?

私達より・・・恋人が・・・大事な訳?

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