君にずっと恋してる〜叶わない恋だとしても〜
2章〜夢と現実〜

会いたい

彼と会えなくなってから、3ヶ月が経っていた。

この3ヶ月、彼を忘れた事はなかった。

もう春だ。
花も春を感じ綺麗な花を咲かせる。

あと1ヶ月で私も2年になる。

少しずつ遠い夢のように思い出は色褪せて
く。

夢…だったのかも?

そんな風にも
思ってしまうほどの、儚い恋。

ホームに行くと、未だ、彼とあえるのではないか。

と、密かな期待と。諦めとが
毎日、毎日、繰り返される。

風は少しあの時とは違う。

往生際が悪い私…。

いっそう、新しい出会いがあれば忘れられるのかもしれないのに。

そう思っても、簡単に好きな人はできないし。

忘れなくちゃ…って思うほど、彼を思い出してしまう。

彼の優しい眼、、交わした言葉、
溶けるような甘い声、彼の腕に触れた指先の感触。。

全てが
私の奥に刻まれたまま。

やっぱり、わすれるなんて…無理なんだ。

思い出すたびに、会いたい…。
 
そう思うと胸が締め付けられて…痛い…。

…貴方に会いたくて、たまらなくなる。

貴方も…同じ気持ちなら…
良いのに……な…。



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