君にずっと恋してる〜叶わない恋だとしても〜

想い

こんなにバイトが長いと思った事はない。

陽子が一人で大丈夫?と気にしてくれていた。陽子も同じ時間に上がるから
ついてきてもらう事にした。

双子…、事故…、病院。

色々な情報が一気に入り乱れて、頭は
整理ができないでいる。

陽子が一緒にいてくれている方が絶対にいい。

時計ばかり見て、後1時間後、後30分後、
時間が近づいていく度、学校で発表会前みたいに
胸が…ソワソワして、ドキドキして
何にも手につかない。

「リン。もう、18時前だし、今日は先に上がって準備しておいで」  

私の背中あたりを人差し指でツンツンと 突きながら話した。

ベソをかきそうな顔をしながら、うん
と私はうなずいた。



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