[何してんの?]

謙太郎だった。
最初に交換した時のスタンプの下、青の空の背景に出てきた吹き出し。

響は謙太郎の声が聞こえたような気がした。

手が頭を押さえたのを、視線が合った時を⋯⋯。
何だかドキッとしたので、頭を振って、その印象を振り払う。

[勉強]

愛想もなく即答した。
すぐに謙太郎から返事が来た。

[毎日会ってたから、会わないと、変な気がするな]

(なにこれ⋯⋯ )

見た瞬間、心がドクッと大きく動いた。
そして、ぎゅっと掴まれたような気持ちになる。
別に、何の含みもない、ただの文面かもしれない。
でも⋯⋯ 。