時間切れ

婆ちゃんの思い

弘美と陸は、駅前の老舗ホテルのステーキレストランへやってきた。

「婆ちゃん、本当にココでたべるの?」

「あぁ。そうだよ。美味しいからたくさん食べよ」


「うん。 でも、何かスゴく高級だからどうすれば良いかわかんないよ〜」

「ハハハ。じゃあ〜 婆ちゃんがテーブルマナーも教えてあげるよ!
陸と2人で食事するのがこれが最後かもしれないし… 」

「婆ちゃん〜 」

2人は、大きな鉄板のあるカウンターに案内された。

メニューを見て、弘美はヒレ肉のコース。陸はサーロインのコースを注文した。

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