「見せなくないな……」
「だろ?柚の水着姿は、後から俺が一人で堪能すればいいの!」
変な風に説得され、何も言えなくなる中也だった。

「でもパーカー着てたら、海入れないよ?それに、大翔だって刺青隠さなきゃでしょ?」
「俺はTシャツでも着るからいい!」
「でも、せっかく買ったし…それに大翔も、この水着だったらいいって言ってくれたでしょ?」
「それは!こんなに柚が可愛いって思わなかったんだよ!想像以上だったんだよ!」

「ちょっと!!早く行こうよ!柚希、二人は置いといて、一緒行こ!」
響子が待ちきれないと言う風に、柚希を引っ張り連れて行ってしまった。
「おい!響子!勝手に連れてくな!!」
「俺も泳ご!」
急いで追う大翔。
それを追いかける、中也だった。

子どものようにはしゃぐ、四人。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「喉乾いたね」
「うん、なんか取ってくるね!」
一足先に砂浜に戻ってきた、柚希と響子。
「あ、柚希。いいわよ。
大中ー!飲み物取ってきてよ!柚希が喉乾いたって!」
響子が海の方に向かって、呼びかけた。
「え?いいよ。私が取ってくるよ。部屋に行くだけだし」
「いいの!たまには男をつかいなさいよ!」
「柚、ちょっと待ってな!持ってくるから」
頭をポンポンと撫でて部屋に行く、大翔。
「兄貴、手伝うよ!」
それに続いて中也が行った。