年下のかわいい後輩くんが彼氏になりました

お昼休みの終わり、彩と合流して斉藤くんとお付き合いすることになったことを報告した。

「それは急展開だね、優菜。さすがの私もびっくりだわ。さっきは急に泣き出すし、走って逃げちゃうし、隼人先輩もびっくりしてたよ」

「ごめんね、彩。あの後ね、斉藤くんが追いかけてきてくれてさ。私、自分の気持ちが斉藤くんにあるんだって気が付いたの。彼が気付かせてくれた」

「うんうん、私は優菜が斉藤くんのこと好きだって、とっくに気付いてたけどね。隼人先輩を使ったみたいになったけど、斉藤くんと上手くいって良かったね」


「彩、いつも相談に乗ってくれてありがと」



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