【完結】最高糖度のキミが好き
はじめての嘘

「河内のこと好きなの?」



 返事をしようにもナポリタンが口の中に入っていて答えられない。首を横に振ると日野くんは私を試すように見て眉間に皺を寄せた。



「じゃあもう他の奴に食べさせないで。女子も男子も駄目。余ったら俺が全部食べるから。約束して」

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