好きと…素直になりたい!!でも…。
ちょっぴり考えていたら、

青山ー、女子はダメみたいだぞぅなんて坂井君が。

いつの間にか私服に着替えた青山君が出入り口で待っていた。

小林も、中井もダメかぁ〜。
たまにはそこのファミレスどうかなぁと思ったけどなんて言ってる。

「まぁ仕方ない坂井行くぞ!」

二人ともじゃなぁ〜なんて、言いながら軽く手を降っている。


え〜、ちょっと、チョット、待って、待ってよ思いながら私はオドオド。

その時私のお腹が大きな音をたてる。
恥ずかしい!

穴があったら入りたいとはこのことか、青山君は笑いを堪えながらクスクス言っている。

きっと私の顔は真っ赤だ、薄暗いライトのしたで良かったとちょっとホットした。

心は素直に慣れないが、体は素直なんだなぁ!とふう〜と、溜息。


小林行くぞー、青山君から声がかかる。

「雪、行こう」

青山君と初めてのファミレスだよ、嬉しくて涙出そう。

恥ずかしかったけど、タイミングよ良い私の体に感謝です。
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