JOKER -東京の片隅で愛を探して-


「雄ちゃん」




私達のいる席に彼が戻ってきた。





「JIN」



「……雄ちゃん?じゃあ、私も雄ちゃんって呼ぼーっと」



「なんかお前ら随分親しげじゃん」



「まあ……」



「JIN、雄ちゃんっていい人だね」



「おー、またこいつ指名してやってよ」



「自分の指名はいいの?」



「まあ、俺は指名してくれる子たくさんいるんで」



「あ、そう」




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