今日も君に恋焦がれる

aoi side

「七瀬先輩〜、愚痴聞いてくださいよ!今日空いてたりしますか?」


「小野ちゃんから誘ってくるなんて珍しいね?嬉しい!いくらでも愚痴聞いてあげるよっ」



そう言ってくしゃっと笑う彼女から目が離せない。


笑うと幼くなるその笑顔が俺は好きだ。


なんなら俺だけに向けてほしい笑顔。


会社の無駄に広い食堂で、同期の矢野と飯を食っていたところに1人の後輩を引き連れて姿を現した胡桃先輩。


愛しい俺の彼女。



「うひょ〜!今日の七瀬先輩も最高に可愛い〜!あれこそまさに目の保養だわ」
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