「ンンン…むふぅ……」
シャワーの音が響くバスルームで、貪るようにキスをする天聖。
裸を見られるのが恥ずかしいなんて言ってられない程、桔梗自身も天聖を欲していた。
必死にしがみついて、天聖のキスにこたえていた。

「天聖…さ……苦し…」
少しもがいて、口唇を離す桔梗。
「桔梗…まだ、口唇離したくない…もう少し…」
口元で囁き、また口唇を塞ぐ。

「ンンン……んぁ…」
「桔梗…可愛い……益々煽られてゾクゾクする……」
「天聖…さ…もう、足に力が…」
「ん、ベット行こうね……」
そのまま抱き上げられ、身体を拭かないままベットに移動した。

「天聖さん、身体拭かないと……シーツ濡れますよ!
それに、私達も冷えて風邪ひいちゃう…」
ベットに下ろされ、組み敷かれた。

「大丈夫。すぐ……身体が熱くなるから…」
そう言って、熱っぽく見つめられた。
その表情は、記憶の中の男と同じだった。
フッと肩にある刺青に目が行く。
「………////」
「ん?どうしたの?もしかして、寒い?」
「いえ…お花、素敵だなって……」
桔梗は肩の刺青を見て言った。

「素敵?刺青が?」
「あ、変ですよね…?
でも、なんだか綺麗だなって……」
「フフ…ありがとう。
でも、背中は怖いよ?」
「え?」
天聖が背中を見せる。

「た、確かに……怖いですね……」
大きな虎が桔梗を睨んでいた。
「でしょ?俺に似てるらしいよ」
「そうなんですね…でも、どうしてだろう…やっぱり素敵です…」
そう言って、起き上がり虎にキスをした桔梗。
いつもなら、こんな大胆なことしない。

でも、身体が勝手に動いていた。
天聖の全てが愛しいと言っているように━━━━━