あたしはセブンー秘密の花園ー
ゴースト·ストーリー
「ゴースト·ストーリー」

あたしはセブン。職務を終えて寝室に引き返します。

図書室で借りた古い本。

英国の古いゴースト·ストーリーです。

ゴシップだのゴーストだの、いわば人間には気軽な楽しみが必要なんですよ。

あたしは着替えるとソファとクッションにもたれ、ゴースト·ストーリーを夢中になって読みました。

夜が少しずつ冷えていきます。世界は宇宙や時局から切り離された静かな世界。

と、教会の鐘が遠く響きます。

空腹を感じテーブルに残されていた、アップルパイを食べました。夜が静かに更けていきます。
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