星のような君の隣にいたい。〜番外編〜

復活。

翔目線

ある日、学校から帰っていると

優希のお母さんから

電話があった。

「もしもし?」

俺は自分の心臓の音に

気付かないふりをして

電話に出た。

「優希が目を覚ましたのっ」

優希のお母さんは

嬉しそうにそう言った。

「今から行きます!」

俺は走った。

また優希に会える。

そう思うだけで心が満たされた。
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