早めに起きて、今度は私がキッチンに立った。
私はワクワクしながら、彼の冷蔵庫をオープン。

冷蔵庫の中はキチンとキレイに食材が詰め込まれていた。
『セボン』で見る高級ワインやキャビアもあった。
野菜室を開けると色んな野菜や季節のフルーツが・・・

こんなにも食材が豊富だと、何を作ればいいのか迷ってしまう。

でも、迷った時、私には必ず作るメニューがあった。

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「いい匂いがするな…」

私の朝食が完成する前に彼が起きて来た。
「おはよう御座います」

「おはよう…」

「今度は私が貴方にご馳走にするので、座って下さい」

と昨日…私が座ったカウンターのスツールに彼を座らせた。