「う、うわぁ。高そうな一戸建てですね」

広い庭にはサトウカエデが植えられていて、まだ紅葉には早く、緑の葉を生い茂らせていた。
家の周りをぐるりと高い塀で囲み、要塞みたいにゴツイ壁は強固で家の中を簡単には覗けないようになっていた。
リビングの大きなスライド式の窓から、バルコニーに出れるようになっており、開放感がある。
街中にあるのに別荘地の家みたいで素敵だった。
室内の調度品はすべて白で統一され、キッチンとダイニング、リビングまで広々として解放感がある。
キッチンにはチキンを丸々焼けそうなくらいの大きなオーブンまで備え付けられていて、私には使いこなせそうにもない。
外国の家みたいに一つ一つの部屋が広々としていて、二人で暮らすにしては贅沢な気がする。
暖炉がある客間まである。
こんな貴族が使いそうな暖炉は初めて見たよ。
ゲーム内ではよく見かけるけど。