天空の姫Ⅰ ~二人の皇子に愛された娘~
第三章

断たれた想い

---------------------------------------
【魔界】


白蘭に着替えて後から来るように言った。今日は月影にも報告しなければな。


いつも通り新月の宴の用意をする。


前回新月の時に会った月影は嬉しそうだった。


魔后から天空石を渡され許婚にと言われた話を聞いたときは月影本人よりも私が怒りに震えたほどなのに。


人間界に出入りしているという話も聞いた、どうやら人間界で親しい者が出来たそうで私も嬉しく思う。



「料理は多く用意してくれ。あと酒は三杯用意するように」

「はい。皇太子殿下」


侍女に言い、いつも以上に用意を豪華にさせる。



< 176 / 276 >

この作品をシェア

pagetop