あたしの黒髪
花屋さんに すすきが売っているわ
ちいさなカボチャも転がっている

覚えているわ あの万霊節の日に

わたくしは彼を好きになってしまったの

私は歌うおばかさんになったけれど

季節が巡り 夏が来て
私は羽をもがれた鳥のように

歌い方を忘れてしまったの
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