幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

そんな姿に不覚にもドキッとしてしまう。



「う、おはよう。早くしないと高校の入学式に遅れちゃうから」


「めんどくさい〜。心美、今日はサボろうよ」


「はぁ?ダメに決まってんでしょ!ほら、ベッドから降りて!」



ードタっ!


私は無理やりベッドからおろそうと朝陽をおしたら呆気なくベッドから落ちる。


鈍い音が響く。



「いってー、心美もうちょっと優しくしてよ」


「寝坊する朝陽が悪い。早く制服着て」



私はベッドから降りるとクローゼットの中から制服を取り出しずいっと渡す。



「ふわぁーい……」



朝陽は渋々起き上がり、制服に着替えるために洗面所に入っていった。


………はぁ、朝陽ってこんな寝起き悪かったっけ?


私はブツブツと文句を言いながら布団を片付け、学校に行く準備を始めた。


この前話を朝陽に聞いたら偶然にも同じ高校に行くことがわかった。
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