「みんな、ありがとう。だけどまだまだ敵はたくさんいるから、油断しないようにね」

乱れた呼吸を整えた後、チェルシーは一人一人の顔を見て言う。そう、まだ戦いは終わっていない。アレンの緩んだ顔も一瞬で引き締まる。

「はい!!」

全員の大きな返事が地下室に響く。床に散らばった金貨の山を踏まないようにしながら、アレンたちは地下室を出てまた武器を構えるのだった。