「最近の方があの二人親密な気がするの。女の感。昔は距離があったのに、今は近いというか……」

「まあ、確かに。俺が弥生と話してると、はっきりと嫉妬するようになったな」

「でしょ? 離婚した後にそんなことおかしくない?」
私が起き上がって宗次郎を上から見下ろせば、宗次郎はなぜかニヤリと笑った。

「今度、二人を誘って飲みにいこっか。そこでいろいろ聞けばいいよな」
「う……ん」
そう言いながらも宗次郎の不埒な手が、私の素肌を撫でる。

「佐和子がいけないんだよ。俺を誘惑するから」
そう言われて私はハッとする。ブランケットは落ち、何も着ていない素肌は宗次郎からはっきり見えているのだろう。
慌ててブランケットに潜ろうとすれば、それは呆気なく阻止されくるりと向きを変えられる。

「とりあえず今は俺だけのこと考えようね」
にやりと笑った宗次郎に、その後また抱きつぶされたのは予想外だった。