顔が怖いと言われているシルヴィオは、魔法騎士を束ねる碧(へき)騎士団の団長を務めている。
だが、その顔のせいでまともに女性と会話ができない。
そして見合いも今回で二十二回目。それもあっけなく惨敗。
会って五分で相手の女性が泣き出す始末。
そんなシルヴィオは見合いの前に花屋で出会った女性のことが気になっていた。
彼女は、自分の顔を恐れずまともに会話ができる唯一の女性だったのだ。

彼女の名はエルミーナ。
髪の毛をリボンでまとめ、ふわふわとしたワンピースを身に纏っている可愛らしい女性だ。
そして彼女は可愛らしい小物や洋服が好きだった。
そんな彼女に気持ちを伝えたシルヴィオはゆっくりと二人の時間を育み始める。

怖い顔のシルヴィオと妖精のように愛らしいエルミーナ。
二人の関係はうまくいっているはずだった。

エルミーナがシルヴィオの本当の姿に気付かなければ――。
エルミーナが本当の自分を最初から彼に伝えておけば――。

あらすじ

顔が怖い男と、可愛いものが大好きな女のすれ違いラブコメ。

※ベリーズカフェファンタジー大賞書下ろし作品2作目です。
※2022.7.11:連載開始
※2022.7.22:ファンタジー部門ランクイン

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