間違えてない?私なの?

受験モード

 それからも、本田くんの態度は全く変わらなかった。優華に対しても、私に対しても。

 保健室でのことが、夢だったのではないかと思うようになっていた。

 私たちは、みんな受験モードとなり、勉強する日々になっていた。

 12月には、願書を出し、1月には試験。

 気だるく感じながらも、みんな必死だった。

 
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