年上の彼女
見守るだけの日々
高校一年の冬に
俺は私立から公立の高校に
転校した

私立にいたときは
バスケット部の名門高校で

俺はバスケ部のエースだった

コーチである父親の
部活の方針が気に入らない俺は

親父を罵倒し、殴った
そして家を出た

母親の計らいで
全く知らない土地の県立高校に
転校させてもらった

俺はバスケをやめ

つまらなくもないけど
おもしろくもない

平凡な毎日を過ごしていた
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