ずっと欲しかったモノ~ひねくれgirlの恋~

白馬に乗った王子様




「君って分かりやすいよね…」


そう言って


またニヤッと笑う


あいつの友達。


「何が??


何を企んでるの??」


何か…


怖い。


変なオーラが出てるっていうか…


何ていうか…。


「僕はね…


君が欲しいだけなんだ。


君を傍で感じていたいんだ」


そう言って


どんどんあたしに近寄ってくる。


「何言ってんの…


キモイよ。


あんた


頭おかしいんじゃないの??」


あたしは


睨みながら言った。


「杏ちゃん…」


そう言いながら


どんどん


あたしに顔を近づけてくる。




< 101 / 116 >

この作品をシェア

pagetop