みんなで輪になって炎を囲んだ。


遠くに見える先生の笑顔。


キュンとなる胸は、正直だね。



そして、空に一番星が輝き始めた頃


「えぇ~今から、肝試しをします。」

と言う、教頭先生の声に

そういえば、教頭先生も来てたんだよね。

先生以外、眼中になかったから…



「えぇ~~~!」


と言う生徒達。


「はぁ~い、文句言わなぁ~い。えぇ~今から、班ごとに別れて、行動してください。」


生徒達は、みんなザワザワ騒ぎながらも、やっぱり、なんだか楽しそうだ。


「また、お前と一緒にまわるのかよ。」

ムカっ。


「なによ、草太。あんた、もしかして、お化け見てビビるの、あたしに見られたくないんじゃないの?」


「なっ!?それは、お前だろうォ~」


「あんたでしょう。」



「「フン。」」


いつも、草太とは、こんな感じ。



一緒にいて、一番、楽なタイプが草太だった。