Dearともだち
空色
「暑い・・・」

9月上旬の気温はまだまだ夏。


「そう?あたしはこの天気好きだなぁ」

横でのんきに鼻歌を歌う涼香にあたしは突っ込みをいれる







昼休みにこの教室にいるのは、あたしと涼香を含めて、6人ぐらい


みんなは外で遊んでるのかな?

若いなぁ








・・・ダメだ考えがおばさん化してきてる




恋ぐらいしたいなぁ



「奈美は好きな人とかいないの?」


「へ!?」



思ってた事を言われて、変な声が出てしまった

「あんたは超能力者かい」

「ん?何か言った??」



「いや、別にっ」




夏休み前の頃とは違って、話しやすくなった

変に気を使ったりしなくもなったし
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