理想の結婚
別れ
次の日、俺は祥子に電話をかけた。


「祥子か? ごめんな電話出れなくて。
今から会えるか?」


「うん。」


「じゃあ、祥子の家の
近くまで行くから。」


そう言って電話を切った。



俺は車を走らせながら、
祥子とのことを振り返っていた。


通い慣れた道なのに
緊張して落ち着かない。

この緊張は付き合う前のものとは違う
何か心が重いような・・・







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