ほどよい愛
結局、その晩も、恭汰が伸ばしてきた手を受け入れてしまった。

涙こそ流れないけど、心はずっと泣いたままに、恭汰に抱かれて、乱れて啼いた。

< 27 / 302 >

この作品をシェア

pagetop