ライナーアンドザ・スカイ
二章 常しえの価値

会長サマの魅力



放課後。

俺は裏庭にいた。

帰りのHRで運悪く担任に呼び出された俺が職員室を出ると、そこで待ち構えていた成瀬に連行されてしまった。



「ホントにやるの?」

広い裏庭を前に、成瀬を見ると

「当然」

軍手をはめながら笑った。



ああ、会長サマ。

二人でも終える前に秋になって、全て枯れてしまいそうです。


< 52 / 220 >

この作品をシェア

pagetop