怒りの行方
ある社会人二年目になる青年がいた。



彼は、夜の街を、疲れとともに、家路を急いでいる。



街は今から賑やかになろうとしていた。



少しフライングしたのだろうか・・・・?



前から来る、酔っ払った中年二人組は、肩を抱き合い"フラフラ"と歩き、青年にぶつかった。



中年「てめぇー、なにしやがんだ!
きっと目が、ねえんだなー!
グブゥッ〜!」



将太「あっ、すいません」


将太は、怒りを抑え紳士にもあやまった。



「ったくぅ、しかたねぇやつだっ!
ちおつけろぉお・・・・・グブゥッ」



中年二人組は、つまんなそうな顔をして、去っていった。
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