約束〜君がいたあの頃〜

ナナ

あれから10年・・・
俺は26歳になった。

そして、崎原の墓に来た。教会の奥に行くと、そこには、制服を来た女の子がいた。



「・・・?」
女の子は崎原の十字架を見つめていた。
「・・・!」
見つめた俺に気付いたのか俺を見つめ目を丸くした

「君・・・何してんの?」

「・・・サラさんに会いにきただけです。」
女の子は、つぶやいた。
「サラに?
君、サラの事知ってるの?」



「サラさんは、私だから・・・(笑)」



「は!?」
俺は女の子を見つめた
「10年前にサラさんに助けられました。
私は・・・星野ナナです。ヤマトに会いに来ました(笑)」
「・・・ヤマトって俺?」
「はい(笑)
ヤマト・・・私の顔忘れましたか?(笑)」

ナナの顔は、正しく高校生の頃の・・・

「サラ!?」
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