★俺様主人とパシリちゃん☆
2:ご主人様は、俺様!?
++庵★さいど++


黒髪の色白な女に俺は紅茶をかけられた



ナナ

黒髪の女の名前らしい



俺に近寄って来る女にはいないタイプの女




反応がモルモットみたいだった
少し印象があったから、
少し遊んで捨てるつもりだった



でも…


俺は何故か手を出せないでいた



なんでだ??



俺の友達を使ってナナの電話番号を知ったから、バイト場にナナを呼んだら来た



いつもの女達なら来ないのにナナは来た



帰りに俺は母親の姿を見た


知らない男と歩いていた



ムシャクシャしてナナにキスをした



女達なら女もその気になって絡んで来るのに


ナナは嫌がるだけ…



舌を入れると息も上手くできない様子だった



キスを終わらせると“最低”と言われた



俺は意味がわからなかった


キスすれば女は好きとか関係ナシに、身体を預けてくるのが普通じゃないのか??



次の日、俺はナナを屋上に呼んだ



パシリのメガネが来てから少したつと匠の声がした



ドアを開けるとナナが泣き目になっているのが見えた



屋上に連れて行くき、メガネを帰らせた
それをジーと見ていたナナ



メガネのことを聞くと



友達?とマヌケな答えが帰ってきた



何となく携帯が目にはいっていた

気が付くとアドレスを貰っていた



女のアドレスを貰うなんて初めてだった

女は俺の番号を知ってても俺は女のアドレスを知らないから



女がヤリたいときに連絡がくる
名前だって覚えていない



次の日には匠が家に親がいないから酒を飲もうとワイワイ言っていた


ナナも試しに呼んだら来た



「…い…庵くん…?」


遠慮気味に俺を呼ぶナナは不安そうな目をしていた



匠の家はバーをやっていて、匠の両親は仲が良かった



店に入ってナナを端に座らせた

配られた酒も飲まないでぼーとしていた



そのうち女が俺を誘って来たから誘いに乗ってやった


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