満員電車*チカンからはじまった恋*
★第2章
学校に行くと、ちょうど1時間目が終わり休み時間になっていた。


授業中に入るのめんどくさかったしよかった…。


「あ、隼人!おはよ!遅刻してどした?」


教室に入るときに、後ろから話しかけられた。


「おはよ、七海。朝の電車でチカンにあってた人助けてたら遅くなったんだ。」


七海にそう言いながら席に行くと、良平、郁ちゃん、雫が俺のところに来た。


俺は詳しくさっきのことを話した。


「隼人がチカン…ありえないな!」


「んー確かに。」


「偉いね、隼人くん。もしかして、チカンにあってた人がかわいかったとか?」


郁ちゃんがそんなことを言うから、俺は吹き出してしまった。


「隼人、郁の言う通りなのか~?」


七海が郁ちゃんの言葉にノリだす。


まぁ、みんなは美羽さん知らないしいっか。


そう思って、なんとなく恋の予感を感じていることを明かした。


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